新しいキットの紹介
Urotubeによる尿定量培養について
沢村 治樹
1
,
沢 赫代
1
,
上野 一恵
2
,
川出 真坂
3
1岐阜大中検細菌室
2岐阜大中検細菌室・中検
3岐阜大中検細菌室・微生物学
pp.532-534
発行日 1976年5月15日
Published Date 1976/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909372
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はじめに
Kass1)により報告された尿定量培養法は,尿路感染症の診断に極めて有効な方法として広く認められている.しかし日常検査として実施するにはやや繁雑であり,小規模検査室ではその実施が困難である.そのため近年,尿中細菌数を簡易に半定量的に測定するスクリーニングテストが登場してきた.著者らは,その一つであるUrotubeを用いて尿中細菌数定量の検討を行ったので報告する.
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