Japanese
English
今月の主題 炎症マーカーとその臨床的意義
技術解説
シアル酸測定法と精度管理
臼井 敏明
1
Toshiaki USUI
1
1長崎大学医学部臨床検査医学教室
pp.130-134
発行日 1988年2月15日
Published Date 1988/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913571
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- 1ページ目 Look Inside
血清シアル酸は炎症,および悪性腫瘍の進行状態を量的によく表す指標として,最近広く臨床的に用いられるようになった.この物質の測定は現在では酵素的に測定されるが,その方法は日本で開発された手法であり,特に比色測定法は臨床検査技師の手によって開発され,それが広く世界に普及したわが国の誇るべき技術である.シアル酸は血清中に蛋白や脂肪との複合体として存在する.測定試薬はキット化され,簡単に測定できるように思われるが,その原理を十分に理解したうえで測定する必要がある.特に標準物質や内在性ピルビン酸の影響について注意を払うことがたいせつである.

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