Japanese
English
発行日 1970年8月15日
Published Date 1970/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906878
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- Abstract 文献概要
タンパクの分画にセルローズアセテート膜が登場してから,タンパク,酵素などに関する研究が日進月歩の勢いで発展している.現在,多くの病院検査室においてセルローズアセテート膜(セパラックス,オキソイド,ミリポア,セルロゲル,セパラフォアⅢなど)が血清タンパク分画ばかりでなく糖タンパク,リポタンパク,酵素アイソザイム,免疫電気泳動などにしきりと用いられるようになってきた.
このようにセルローズアセテート膜が多方面に利用されるようになったのは,この膜がそれまでのゾーン電気泳動法に用いられていた濾紙,カンテンゲル,デンプンゲルなどの支持体に比べて,分離能が非常にすぐれており,かつ扱い方が簡単,短時間で操作を完了できるからであろう.ある物を分離するという場合にその方法論が確立されると,それに使われる類似の支持体が盛んに開発されてくるが,セルローズアセテート膜を例にとっても,現在市販されている種類は非常に多く,それぞれの組成(セルローズの水酸基のアセチル化の程度),フィルム製法などさまざまである.
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