Japanese
English
今月の主題 再生医療と幹細胞
各論
ES細胞を利用した細胞移植
宮崎 純一
1
Jun-ichi MIYAZAKI
1
1大阪大学大学院医学系研究科幹細胞制御分野
キーワード:
ES細胞
,
in vitro分化
,
胚様体
,
細胞療法
Keyword:
ES細胞
,
in vitro分化
,
胚様体
,
細胞療法
pp.377-383
発行日 2002年4月15日
Published Date 2002/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905077
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
胚幹細胞(embryonic stem cells;ES細胞)は,初期胚中の未分化細胞に由来するもので,体外でその未分化状態を維持したまま培養可能となった全能性幹細胞である.マウスES細胞は,invivoで受精卵とほぼ同様,すべての種類の細胞に分化できる全分化能を有しているが,この細胞のもつ重要な性質は,in vitroでの培養下でも,その条件を変えることにより分化能を引き出すことができる点である.1998年に,アメリカのグループが相次いでヒトES細胞の樹立を報告したことにより,ES細胞は,その細胞移植の材料としての有用性がクローズアップされることとなった.本稿では,ES細胞の移植医療の材料としての可能性について論じる.

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