Japanese
English
今月の主題 サイトカインと造血因子
総説
造血因子と造血能
仁保 喜之
1
Yoshiyuki NIHO
1
1九州大学医学部内科学第一教室
キーワード:
造血因子
,
コロニー刺激因子
,
CSF
,
エリスロポエチン
,
造血幹細胞
Keyword:
造血因子
,
コロニー刺激因子
,
CSF
,
エリスロポエチン
,
造血幹細胞
pp.453-456
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900575
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
いくつかの造血因子の存在は以前から想定はされていたものの,実在が確認されたのはつい最近のことであり,分子生物学の発達,なかでも遺伝子工学の発展に負うところが多い.
造血は主に骨髄で行われる.骨髄中の造血幹細胞から分化した各細胞系の前駆細胞を造血因子が刺激し,さらに成熟細胞の方向へ分化,増殖させる.顆粒球・マクロファージ系前駆細胞に働くCSF,赤芽球系前駆細胞に働くエリスロポエチンの両者がもっともよく知られている造血因子である.遺伝子工学を応用してリコンビナント因子が生産され,すでに臨床的に投与される時代となった.巨核芽球・血小板系に働くトロンボポエチンに関しては,IL-6がこれに当たるものか否か研究が進められているが,まだ,臨床応用にまでは至っていない.

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