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特集 電解質と微量元素の臨床検査ガイド
総論
1 代謝と生理
2)ナトリウム(Na)
堀尾 勝
1
,
折田 義正
2
Masaru HORIO
1
,
Yoshimasa ORITA
2
1大阪大学医学部第一内科
2大阪大学医療技術短期大学部
キーワード:
血漿浸透圧
,
循環血液量
,
尿細管
,
ADH
,
アルドステロン
Keyword:
血漿浸透圧
,
循環血液量
,
尿細管
,
ADH
,
アルドステロン
pp.1280-1287
発行日 1990年10月30日
Published Date 1990/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900314
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
体重の約60%を占める水は2/3は細胞内液,1/3が細胞外液として存在し,細胞外液はさらに血漿水,間質液などに分けられる.このような体液の容量(水分量)やイオン組成は,食事内容や外的自然環境の変化にかかわらず一定に保たれる.これには,細胞外液の容量,浸透圧を感知し腎で排泄調節を行う機構が,重要な役割を果たしている.
ナトリウムイオン(Na+)は細胞外液に存在する主要な陽イオンであり,細胞内液にはわずかしか存在せず,カリウムイオン(K+)の分布と対照的である.そのためナトリウム(Na)の量,濃度の変化は細胞外液の量および浸透圧の変化として反映され,細胞外液量は,基本的に血漿浸透圧調節系と循環血漿量調節系を介して腎での水・Na排泄により調節される.

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