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特集 腎臓の自動制御機構
【各論】
水ホメオスタシス(浸透圧調節) 血漿浸透圧の自動制御機構
Homeostatic regulation of serum osmolality
神永 洋彰
1
,
輿水 崇鏡
1
KAMINAGA Hiroaki
1
,
KOSHIMIZU Taka-aki
1
1自治医科大学 薬理学講座分子薬理学部門
キーワード:
血漿浸透圧
,
バソプレシン
,
水利尿
,
循環血液量
Keyword:
血漿浸透圧
,
バソプレシン
,
水利尿
,
循環血液量
pp.701-706
発行日 2022年11月25日
Published Date 2022/11/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000368
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はじめに
陸上で生活する生物には,水や電解質を体内に適切に保持する機構が必須である。本稿では,血漿を含む細胞外液の浸透圧を調節する機構について,① 腎での水の保持と排泄のバランス維持,② 口渇と塩分摂取による水と電解質の体内への取り込みについて,相互の自動調節機構を念頭に,最近の知見を紹介しつつ解説する。
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