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増刊号 微生物検査 イエローページ
Ⅲ章 菌種別の培養・同定方法
グラム陰性桿菌
カンピロバクター・ジェジュニ
Campylobacter jejuni
岡崎 充宏
1
1東京工科大学 医療保健学部臨床検査学科
pp.1345-1348
発行日 2014年10月30日
Published Date 2014/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200056
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菌の基本情報
1.性状と特徴1〜3)
・グラム陰性微好気性らせん桿菌である.
・一般的には酸素が3〜15%の微好気的条件下で発育し,好気的条件下では発育しない.
・菌体は,幅0.2〜0.9μm,長さ0.5〜5μmの細長くS状に彎曲し,一般に制止期では長く,対数増殖期では短い.古い培養ではらせん状から球状になるものがある.芽胞は形成しない.
・菌体の端に単極あるいは両極にそれぞれ1本の鞭毛をもち,活発に旋回運動(コルクスクリュー様運動)を示す.
・発育温度は31〜46℃で,25℃では発育できない.
・家禽(特にニワトリ),ヒツジおよびウシの消化管に常在する(Campylobacter coliはブタでの保有率が高い).
・人獣共通感染症の原因菌であり,ヒツジの流産やウシの腸炎の原因菌の1つである.

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