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その人らしくあるために―あさかホスピタルグループ
pp.425-428
発行日 2012年6月1日
Published Date 2012/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102277
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あさかホスピタルグループは医療法人安積保養園(あさかホスピタル)を中心に,知的障害児などの療育・生活支援を行う社会福祉法人安積愛育園,老人ホームを運営する社会福祉法人安積福祉会,精神障害者の生活支援を行うNPO法人アイ・キャンの4法人で構成されている.近年,精神科領域においても医療だけでなく,患者や家族の地域での生活をサポートするような福祉の役割が重視されているが,同グループは4法人が連携することにより,福島県郡山地域において,まさに医療・保健・福祉にわたる幅広いケアやサービスを展開している.
同グループの佐久間啓理事長は「“病院”や“医療”という枠にとらわれず,地域に必要なサービスは何かを,常に考えて展開してきました」と語る.先代の佐久間有寿理事長も,昭和40年代の頃から知的障害児の施設や養護学校の誘致,老人ホームの開設など,病院医療では不十分なところを積極的にカバーしてきたという.また,農作業など自然の中での作業を通じて精神障害者の心の回復を図る試みも当時から行われており,これは現在,グループが所有する農場「Kふぁーむ」での活動(後述)につながっている.

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