Japanese
English
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迷路瘻孔症状について—症例報告とその文献的考察
THE SYMPTOMS OF VESTIBULAR FISTULA
関谷 透
1
,
秋定 桂子
1
,
熊谷 寛一
1
Toru Sekiya
1
1山口県立医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.323-326
発行日 1964年4月20日
Published Date 1964/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203241
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緒言
所謂迷路瘻孔症状に関する症例報告や記述は古くから稀ではないが,最近10年間本邦では,僅かに高橋,谷口氏の報告2)(1955)がある。近年鼓室成形術の普及によつて手術例数が増え,多数の好成績を得た症例が報告される反面,遠隔成績をみると,少数ながら手術合併症・難治症例も増加しつつあると思われる。そして"手術時あるいは術後の過程で,迷路瘻孔ができることもそんなに稀なものではない"(Eckel)7)8)とも云われる。
最近相次いでfistula symptom陽性を呈し,かつ耳手術により各々瘻孔を見出し得た3例を経験したので,それらの症例報告をなし,文献的考察を加えて報告する。
Three cases of labyrinthine fistula in whom the diagnosis was made by preoperative sym-ptoms of fistula and confirmed by operative procedures. The fistula in each case was closed by use of vein graft which was covered over with epithelial flap.

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