Japanese
English
Generalist and Specialist
総合診療の開拓を望む
有馬 弘毅
1
1日本プライマリ・ケア学会
pp.687
発行日 1993年8月15日
Published Date 1993/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900914
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- Abstract 文献概要
人類の夢見た不老不死は果たされることなく生死が繰り返されている.生きることによって芽生えた人類愛から助け合いが起こり,素朴な医療として発達し,やがて産業化,社会化の道をたどっているが,人間愛がその基になければならぬ.
科学技術はある事象の原因だけに着目し,精査可能な対象に限定して研究のための研究を推進するといった戦略に徹することにより,目覚ましい成果を上げた.医学医療も人間を治療の対象とするよりも,むしろ物としての人体の部分を修理し,修理ができなければ取り替えるということにより大きな直接的成果を上げてきた.複雑な肉体と複雑な精神構造の総合体である人間に行う医療は,このやり方を押し通そうとすると,これと立場を異にする人間的価値を侵し相剋することになる.
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