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増刊号特集 泌尿器科治療薬マニュアル—私の処方箋
疾患別薬剤投与プロトコール
前立腺肥大症
前立腺肥大症薬(抗男性ホルモン薬を除く)
堀内 和孝
1
,
西村 泰司
1
1日本医科大学泌尿器科
pp.170-171
発行日 1993年3月30日
Published Date 1993/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900893
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- Abstract 文献概要
薬物療法の現況
前立腺肥大症に対する治療法としては手術療法と,薬物療法を含めた保存的療法がある。手術療法も著しい進歩がみられるが,前立腺肥大症は良性疾患なので,必ずしも初期より手術療法を行う必要はなく,保存的療法を優先することが望ましいと思われる。その間に,前立腺肥大症以外の排尿障害の原因や前立腺癌合併の有無について十分な検討ができる。また,前立腺肥大症は高齢者に多い疾患なので,高血圧,心疾患,糖尿病,脳血管障害など様々な合併症を有している場合があり,手術侵襲に耐えられない症例も少なくない。したがって,保存的薬物療法のもつ意義は重要である。現在までに漢方,植物製剤,アミノ酸製剤,臓器製剤,アンチアンドロジェン剤,α1ブロッカーなどが試みられ,かなりの臨床効果を得ている。漢方およびアンチアンドロジェン剤については他項で述べられているので,ここではそれ以外の薬物療法について述べる。
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