Japanese
English
Urological Letter・551
陰部の乳頭腫ウイルス性疾患
pp.1119
発行日 1988年12月20日
Published Date 1988/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204893
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- Abstract 文献概要
数年来,性行為で感染する乳頭腫ウイルス病が流行している。この病気の重要性が泌尿科医に認識されるようになったのは最近のようである。この病気に関する初期の文献の多くは,一般感染症やSTDあるいは婦人科の雑誌に載っていた。HPV(人の乳頭腫ウイルス)は特殊なDNAウイルスで,表皮や粘膜の表面の特異的増殖を起こす。尖形コンジロームはHPVによって起こり,HPV感染は子宮頸管,膣,並びに陰唇等の癌の原因に一役かっていると信じられている。したがって,これに感染している婦人の相手の男性には注意深い診察が,婦人のコンジロームおよび性器癌の管理と根絶にとって極めて大事である。
1982年の初めに,再発性コンジロームを有する婦人の相手方のペニスには高率にコンジロームがある,と幾人もの人が言っている。性行為感染性乳頭腫ウイルス病は臨床的にはほとんど症状を現さないで,時として偶然に明らかなコンジロームに進展することがある,ということは一つの新しい概念である.男子性器のウイルス病の多くは裸眼では見えず,拡大鏡で見るとか酢酸処理が必要なことが1985年にRosenbergによって初めて発表された。
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