Japanese
English
原著
アフロクァロンによる薬疹—日光過敏性皮膚炎に始まり扁平苔癬様皮疹を呈した2例
Two Cases of Afloqualone-induced Lichen Planus-like Drug Eruption Preceded by Photosensitive Dermatitis
戸倉 新樹
1
,
小出 まさよ
1
Yoshiki TOKURA
1
,
Masayo KOIDE
1
1浜松赤十字病院皮膚科
1Department of Dermatology, Hamamatsu Red Cross Hospital
pp.619-622
発行日 1988年7月1日
Published Date 1988/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412203925
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
67歳,女および72歳,女に発症したアフロクァロンによる扁平苔癬型薬疹を報告した.2症例は,その皮疹が日光過敏性皮膚炎として始まり,約1カ月で扁平苔癬様皮疹に変化した点が特徴的であった.内服中止により,皮膚病変は約1週間で軽快した.1例に誘発試験を施行したところ,同薬内服のみでは皮疹の再現はみられず,日光照射することが必要であった.しかし,アフロクァロン内服中の光照射試験において,UVA,UVBともMEDの低下を認めなかった.一旦生じた扁平苔癬様皮疹は,以後同部に強い口光照射を受けなくても持続するため,日光照射は最初の皮疹の誘発にとって必要であり,皮疹の存続には不要と考えられた.

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