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特集 知っておきたい顎顔面形成外科の知識
《顎》
顎関節疾患に対する外科的アプローチ
Surgical treatment of TMJ(temporomandibular joint)related diseases
儀武 啓幸
1
Hiroyuki Yoshitake
1
1東京医科歯科大学大学院顎顔面外科学分野
pp.765-772
発行日 2018年8月20日
Published Date 2018/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201805
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POINT
●顎関節疾患=顎関節症ではない。顎関節症とは顎関節や咀嚼筋の疼痛,関節(雑)音,開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする障害の包括的診断名であるが,顎関節に関連する疾患の総称ではない。
●顎関節に対する外科手術の適応症は限られているが,顎関節強直症,関節円板の穿孔や断裂,習慣性顎関節脱臼などや,顎関節の腫瘍性疾患または腫瘍類似疾患(滑膜軟骨腫症など)を対象に行われることが多い。
●顔面神経側頭枝は下顎頭外側付近を走行していることが多いことから,顎関節の手術においては注意が必要である。
●顔面神経の損傷を避けるため耳前部切開,または耳前・側頭切開が基本となる。審美性を考慮して耳前切開を応用する場合もある。

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