Japanese
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臨床實驗
我が國における軸性視束炎の概念的偏向と脚氣弱視の諸問題
桑島 治三郞
1
1東北大分院眼科
pp.231-234
発行日 1953年3月15日
Published Date 1953/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201445
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
わが國の球後視束炎が歐米のそれと同樣の概念に立つものである限り,その本態論もまた彼の地のそれと同樣な水準で論じる要があり,これまでいわれたようなわが國獨特の球後視束炎の原因論は再批判を要すべきものであることは,かねて私の主張して來た處である。
Walshはその名著「臨牀神經眼科學」において,アメリカの球後視束炎の大多數が多發硬化症によるものであるに反し,日本のそれは常に脚氣および授乳によるといわれていることを島薗の文献を引用してのべ,更に,しかし脚氣によるとされる日本の球後視束炎は,小口の論文によれば,中心性網膜炎の合併に原因するものであると特に注意している。この小口の説に多大の注意を拂つていることは,同著の他の箇處にも反復して引用している事實によつて明らかである。

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