Japanese
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今月の臨床 難治性細菌感染症
婦人科の難治性感染症
5.感染性リンパ嚢胞
矢島 正純
1
,
岩淵 理子
1
,
武田 佳彦
1
1東京女子医科大学産婦人科
pp.929-931
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903334
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
骨盤リンパ節郭清を伴う子宮癌あるいは卵巣癌根治術後の合併症のひとつに,後腹膜にリンパ液が貯留する「リンパ嚢胞」がある.
ただし,このようなリンパ嚢胞の形成は術後,大なり小なり認められることが多く,またリンパ嚢胞が形成されること自体,巨大なものを除いては無症状で経過する場合が多いため,自然消滅することもしばしばみられ,必ずしも即,治療の対象にはならない.問題はリンパ嚢胞が巨大で他臓器に圧迫症状を及ぼしたり,巨大でなくとも菌が感染し,いわゆる「感染性リンパ嚢胞」と化した場合である.このような事態に対していくつかの治療法がなされているが,しばしば治療抵抗性で難治性となることも少なくない.本稿では感染性リンパ嚢胞について,自験例を含めて知見を述べたい.

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