口腔疾患の病理・4
嚢胞
福島 祥紘
1
Masahiro FUKUSHIMA
1
1新潟大学歯学部口腔病理学教室
キーワード:
歯原性嚢胞
,
非歯原性顎骨嚢胞
,
口腔軟組織嚢胞
,
顔裂性嚢胞
,
幻影
,
細胞
,
幽霊
,
細胞
Keyword:
歯原性嚢胞
,
非歯原性顎骨嚢胞
,
口腔軟組織嚢胞
,
顔裂性嚢胞
,
幻影
,
細胞
,
幽霊
,
細胞
pp.412-416
発行日 1992年4月15日
Published Date 1992/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901049
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口腔病変のうち,生検を要する疾患の中で最も発生頻度の高い病変は嚢胞である.顎骨の中に長期間,歯原性上皮が存在しており,炎症やその他の原因をきっかけに多くの亜型を有する歯原性嚢胞が形成されるが,これは他の骨にみられない顎骨特有の病変である.
その他に,他の骨にもみられる嚢胞性病変と口腔軟組織に発生する嚢胞性病変に言及した.
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