Japanese
English
Modern Therapy 母乳
母子相互作用と母乳哺育
小林 登
1
Noboru Kobayashi
1
1東京大学医学部小児科学
pp.798-801
発行日 1981年11月10日
Published Date 1981/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206513
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Ⅰ.育児行動の発現に関して
母乳栄養でわが子を育てる母親の育児行動は,母乳保育breast feedingとよぶ。それは,生き物,すなわち哺乳動物としての人間の自然の「いとなみ」である。
生まれたばかりのわが子を,産んだばかりの母親のわきにそっとおいた時,母親がとる行動をビデオにとり分析した研究がある。それによると,母親は指先で,ついで手掌でわが子の四肢,さらに躯幹にふれ,次いでわが子を胸に抱き,乳頭をふくませる行動をとるという。その行動のパターンは,ほぼ一定していて,人による差があまりないという(spieces-specific pattern of maternal be—havier)。

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