Japanese
English
特集 痛みの本態と治療
総論—痛みとは何か
清原 迪夫
1
Michio Kiyohara
1
1東京大学医学部麻酔科学教室
pp.107-112
発行日 1973年2月10日
Published Date 1973/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204775
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、107ページから112ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1.痛みということ
痛みといつても,その内容は多彩である。多くの場合は器質的障害を背景にした身体像について観察され記載されるのであるが,器質的変化が把握されなくとも,痛いと訴えられれば,これも痛みであり,こうした場合はpsychogenic painとかmental painとして,起因不明のまま,ときには「気のせいですよ」として片付けられてしまう。しかし,成因がつかめないといつても,観察する立場角度をかえてみると,しばしぼ理解しうる場合も少くないことがある。傷害があつても,痛いと訴えられなければ,傷害像が痛かろうとみられても痛みではない。
かように,痛みは個体の体験内容であつて,痛いという言語表現以外には痛みの指標となる単独の生体現象はなく,訴えとともに現われる身体現象とを総括して判断しているにすぎない。

Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

