痛みのシリーズ・7
骨格筋の痛み
清原 迪夫
1
1東大麻酔科
pp.716-717
発行日 1966年5月10日
Published Date 1966/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201314
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骨格筋の痛みは,こむらがえり,強い圧迫,テタヌス,ストリキニン中毒などのような物理的な刺激と,血流を止めたときに筋収縮を行なわせた場合,筋壊死を伴うような状態の,化学的刺激とから起こる。ことに後者のような,化学的因子で起こる痛みは日常臨床でたいせつである。
ここでは,一般的に痛みを起こす化学物質の投与によつて起こる痛みはべつとして,生体のなかに起こる現象を中心にして述べてみる。
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