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今月の臨床 性器脱診療の最前線
【性器脱手術の実際】
1.マンチェスター手術
草西 洋
1
1亀田総合病院ウロギネセンター
pp.711-717
発行日 2009年5月10日
Published Date 2009/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102099
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はじめに
Thompsonは子宮脱手術の際に術者が心得るべき9項目を挙げている.そこでは子宮摘出は目的ではなく,再発リスクを下げるためには弛緩部位を詳細に評価すること,また過剰な切除手技を控えることなどを記している(表1)1).骨盤臓器脱の常用術式としては腟式子宮全摘術と前後腟壁形成術の併用手術(以下VH術式と略),マンチェスター手術,腟閉鎖手術が挙げられるが,VH術式が広く実施されており,一部の高齢者には腟閉鎖術が選択されている.最近関心を集めているTVM手術は子宮を温存し,脆弱・破綻した骨盤底支持を合成メッシュで補強・再建する術式である.当科でもTVM手術に積極的に取り組んでいるが,TVM手術を希望して当科を受診する患者の多くが子宮温存を期待して来院していることがわかった.VH術式,腟閉鎖術はともに子宮を摘出あるいは腟を閉鎖する点において女性のアイデンティティを損なう手術である.その意味でマンチェスター手術はTVM手術に共通するところがある.かつてマンチェスター手術は子宮温存希望の若年女性が対象とされたが,じつは年齢を問わず子宮頸部延長タイプの子宮脱症例はマンチェスター手術の適応と考えられる.子宮を摘出しないことから女性の心理・身体に配慮した低侵襲性手術として有用性の高い方法といえる.

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