特集 Female Urologyの蘊奥―積み重ねられた知恵と技術の活かし方
〈骨盤臓器脱〉
ペッサリーの適応と選び方のコツ
草西 洋
1
,
牧志 綾
1
,
井川 洋
1
1明石市立市民病院産婦人科 ウロギネセンター
キーワード:
骨盤臓器脱
,
ペッサリー療法
,
適応と有害事象
Keyword:
骨盤臓器脱
,
ペッサリー療法
,
適応と有害事象
pp.224-229
発行日 2022年3月20日
Published Date 2022/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207464
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▶ポイント
・適応となるのは,有症状であるが手術を希望しない症例,内科疾患などにより手術リスクが高い症例,家庭・職場の諸事情で入院不可の場合,手術待機期間中の一時的使用である.
・適合サイズは腟中央横径と腟腔長を考慮して決定する.
・定期的に観察し,継続使用で腟壁びらんなど,有害事象が出現すれば手術療法への移行を検討する.
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