Japanese
English
臨床経験
感染防止のためにストローを用いた前核期胚vitrification法による妊娠成功について
熊迫 陽子
1
,
公文 麻美
1
,
宇津宮 隆史
1
,
荒木 康久
2
1セントルカ産婦人科
2高度生殖医療技術研究所
pp.1576-1579
発行日 2003年12月10日
Published Date 2003/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101361
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1576ページから1579ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
今から30年以上前にWhittinghamら1)によってマウス胚の凍結保存が行われて以来,ヒト卵子,前核期胚,分割期胚,胚盤胞と,さまざまな発育段階における凍結保存はなくてはならないものとなった.最初にヒトの凍結保存胚で妊娠が得られたのは1983年のTrounson and Mohr2)によってであった.
一方1985年に,それまでの緩慢凍結法に替わり-196度でマウス胚をガラス化保存するという方法がRall and Fahy3)によって報告された.そのultra―rapid freezing(vitrification)法は,冷却・加温の際に氷晶を形成させずガラス様の状態で胚を凍結保存するものである.1990年にGordtsら4)によってヒト胚で初のvitrification胚で妊娠が得られてからは,緩慢法に比べ迅速でコストが低く抑えられるというその利点から,多くの基礎研究,臨床について次々に報告された.胚を保存する際の保存容器についてもさまざまな報告があるが,cryoloopやelectron microscope gridやopen pulled strawなどの開放された容器では液体窒素からの汚染の可能性が危惧される.
今回われわれは,完全に閉鎖された系であるプラスチックストローでヒト前核期胚vitrificationを行い,融解後に移植し妊娠が得られたので報告する.

Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

