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カラーシリーズ 義肢・装具・10
動力義肢装具
加倉井 周一
1
1東京都補装具研究所
pp.1010-1013
発行日 1980年11月25日
Published Date 1980/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906227
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I.定義および歴史
動力義肢装具とは義肢または装具をコントロールするためのエネルギー源を外部の源泉(電気,空圧,油圧等)に依存するものである.
歴史的にみると第二次世界大戦後にまず動力義手の開発が各国で着手されるようになった.1952年に西ドイツ・ハイデルベルク大学のHäfner,Lindemann,Marquardtらによる圧縮炭酸ガスを用いたガス義手の開発3)4),1945年にリヒテンシュタインのVaduzにいたWilmsの電動義手(筋の動作自体をスイッチにしたもの,感覚フィードバックも備えており,後にフランスで改良を加えてVaduz Handとして市販された),ソビエトのモスクワにあるロシア共和国社会保障省直属の中央義肢装具研究所が1960年に世界で初めて実用化に成功した前腕用筋電義手などがあげられる.

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