プログレス
義肢装具部品の日本工業規格制定について
加倉井 周一
1
1帝京大学リハビリテーション科
pp.341
発行日 1987年5月15日
Published Date 1987/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103787
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切断者・麻痺患者など肢体不自由者が使用する義肢装具の性能を高めるためには,①医師の適切な処方②製作技術者の技能の向上(教育・資格制度の確立)③適切な価格の保証④研究開発の促進などに加えて部品の標準化が必要不可欠である.義肢装具部品の標準化の目標としては,機能の向上・信頼性・安全性・互換性などの見地から検討する必要があるものの,それでは具体的にどのようにして取り組むのか長らく暗中模索の状態が続いていた.
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