Japanese
English
特集 Drug Delivery Systemを利用した癌治療
最近の話題—薬剤耐性とカルシウム拮抗剤
Drug resistance and calcium channel blocker
鶴尾 隆
1
Takashi TSURUO
1
1癌研・癌化学療法センター
pp.1775-1779
発行日 1988年11月20日
Published Date 1988/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210217
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- 1ページ目 Look Inside
多くの抗癌剤に抵抗性を示す多剤耐性細胞の膜にP—糖タンパクと呼ばれる特異的タンパクが発現する.P—糖タンパクは抗癌剤を細胞外に排出する機能をもつことが推定されている.細胞レベルのDDS研究に興味深いタンパクである.カルシウム拮抗薬は多剤耐性細胞からの抗癌剤の排出を阻害することによって耐性を克服する.カルシウム拮抗薬のターゲットはP—糖タンパクであると考えられる.カルシウム拮抗薬の抗癌剤膜輸送の阻害機能も,細胞レベルでのDDSを考える上で興味深い.

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