Japanese
English
特集 〔Q & A〕術中トラブル対処法—私はこうしている
肺・縦隔手術
縦隔腫瘍が横隔神経を巻き込んでいる
長田 博昭
1
1聖マリアンナ医科大学第3外科
pp.858
発行日 1984年6月20日
Published Date 1984/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208719
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、858ページから858ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
このような症例で同神経の温存を企てれば余程の例外を除いて腫瘍の一部を残さざるを得ないから,腫瘍の完全摘出のためには横隔神経の切断は不可避である,そこで横隔神経麻痺の術後への影響を考えて見よう.
一般に縦隔腫瘍の患者では肺切除は必要ないか,または部分的切除程度で済むことが多い.それに胸壁合併切除を要することも稀である.また両側で横隔神経を巻き込む例もほとんどない.呼吸機能のほぼ正常なこういう患者に一側横隔膜神経永久麻痺が生じても,術後の呼吸状態が著しく損われることはほとんどない.特に成人や年長児では手術終了時のTidal volumeやpCO2も許容範囲であることが多く,気管チューブも抜去出来る例が多い.血液ガス所見から抜管が危ぶまれても1〜2日以内にほとんど抜管でき自然の呼吸のみで補助を要しなくなるのが普通である.もつとも「息苦しさ」を訴える患者は少なくない.特に体位によつてかなりの苦しさを訴える患者もあるが,これも数週間程度を経ると大きな問題ではなくなることが普通である.無気肺傾向はどうしても避けられないが一般に致命的なものではない.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

