特集 新時代の「在宅医療」—先進的プラクティスと最新テクノロジー
【各論Ⅱ】各地の先進的実践事例集
「コミュニティ」を巻き込む
大曽根 衛
1
1一般社団法人地域包括ケア研究所
キーワード:
まちづくり
,
「観る」
,
「耕す」
,
「育てる」
,
「つなぐ」
,
「収穫する」
Keyword:
まちづくり
,
「観る」
,
「耕す」
,
「育てる」
,
「つなぐ」
,
「収穫する」
pp.868-870
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203272
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
コミュニティに働きかける動きに落としどころや正解を求めたり、他地域の真似をしたりしても、うまくいかないのは想像に難くない。では、「個人や町にとっての健康に関する“好循環”をどのように創り出すか」という問いに、どう向き合っていけばよいのか?
その答えに正解はないが、「コミュニティ」にアプローチするうえで意識するとよいツボのようなものはある。筆者は、一般社団法人「地域包括ケア研究所」(鎌田實所長)のカタリスト(触媒役)として、各地のまちづくり・地域包括ケアの文化づくりに携わってきた。本稿では、当研究所が提供するバリューである「まちづくり循環モデル(地域包括ケア研究所が提供するバリュー)」(図1)を、福島県西会津町での取り組みを例に紹介する。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.