Japanese
English
研究と報告
新眠剤nitrazepamの臨床—二重盲検法を用いて
Double Blind Trial of Nitrazepam, a New Hypnotics
矢幅 義男
1
,
武者 盛宏
1
,
岩淵 辰夫
1
Yoshio Yahaba
1
,
Morihiro Musha
1
,
Tatsuo Iwabuchi
1
1東北大学医学部精神医学教室
1Dept. of Neuropsych., School of Med., Tohoku Univ.
pp.677-681
発行日 1967年9月15日
Published Date 1967/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201241
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
Benzodiazepine誘導体に属するchlordiazepoxideやdiazepamが,最近実地臨床の場において,狭義のtranquilizerとしてのみならず,眠剤として就眠前に使用される機会が増えてきたのは,それらの薬物の有する傾眠作用が積極的に利用されつつあるためと考えられる。
Nitrazepamは,1965年F-Hoffman-La Roche社において開発された新しいbenzodiazepine誘導体であり,すでにヨーロッパ諸国では眠剤として市販されている。本剤は従来の眠剤と異なり,主として辺緑系において覚醒調節系にいたる余剰刺激を遮断することにより睡眠をもたらすもので,その睡眠は生理的で後に不快な症状を残さないという3)6)。

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