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1945年,Kety-Schmidt1)がN2O法を確立し,はじめて脳血流量がin vivoに定量測定できるようになり,その後30年を経た今日までに,諸家2)3)4)5)により様々な脳血流量測定法が発表されたが,N2O法は全脳平均血流量測定法として今まで最も優れた方法であるといっても過言ではなかろう。しかし,N2Oガス分析にVan-Slyke法かGaschromatography6)7)を使用して分析しなくてはならず,手技的に繁雑で,相沢8)が記載しているように,N2Oで正確な脳血流量を測定するにはかなりの熟練と労力を要する。
また,Lassen2)らが発表したRIクリアランス法は手技が比較的簡単で,数値として局所脳血流量が求まるので,最近ではこの方法で脳循環を測定している文献が多くみられるが,RIクリアランス法は,RIの使用に際して放射線障害防止規制法の適用をうけるので,いつでも誰れでも,どこでも測定しうる方法ではない。
Recently, a new technique for cerebral blood flow using a medical mass spectrometer was reported. In this technique, two catheters with nonthrombogenic diffusion membrane are used for continuous in vivo measurement of arterial and venous partial pressure of oxygen, carbon dioxide and argon gases. Cerebral blood flow is calculated by using a modification of Kety-Schmidt formula in recording arterial and venous argon desaturation curves.

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