Japanese
English
特集 消化管悪性リンパ腫1998
ノート
基礎編
大腸にMALT組織,MALTリンパ腫は存在するか?
味岡 洋一
1
,
渡辺 英伸
1
,
丸田 和夫
1
,
山下 浩子
1
1新潟大学医学部第1病理
キーワード:
MALTリンパ腫
,
大腸
,
MALT
Keyword:
MALTリンパ腫
,
大腸
,
MALT
pp.483-484
発行日 1998年2月26日
Published Date 1998/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103622
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、483ページから484ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- サイト内被引用 Cited by
大腸のリンパ組織
大腸には,胃・小腸とともにGALT(gut-associated lymphoid tissue)と呼ばれる局所免疫リンパ装置がある.大腸粘膜には,生理的状態でも孤立リンパ小節に類似したリンパ球の小集簇巣が,1cm2当たり平均15(結腸)~24.5個(直腸)存在する1).これらリンパ球小集簇巣と同部を被覆するM細胞(microfold cell)(腸内抗原をリンパ球小集簇巣に提示するために特殊に分化した円柱上皮細胞)は,併せてlymphoglandular complexと呼ばれ,大腸の局所粘膜免疫機構を担っている2).
正常の大腸では,lymphoglandular complexの約1%に胚中心形成がみられるにすぎない2).しかし,潰瘍性大腸炎やCrohn病などの炎症性腸疾患や腸管感染では,胚中心形成を伴うリンパ濾胞の過形成が起きる2)3).これら自己抗原刺激や細菌性外来刺激により惹起される胚中心を伴うlymphoglandular complexは,MALTリンパ腫の発生に不可欠4)な後天性MALT(mucosa-associated lymphoid tissue)に相当するものと考えられる.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

