連載 内視鏡の読み方
腸管MALTリンパ腫
小林 亮介
1
,
田辺 美樹子
2
,
平澤 欣吾
1
,
前田 愼
3
1横浜市立大学附属市民総合医療センター内視鏡部
2横浜市立大学附属市民総合医療センター病理診断科
3横浜市立大学消化器内科学教室
キーワード:
腸管リンパ腫
,
粘膜下腫瘍
,
MALTリンパ腫
,
H. pylori除菌
,
ESD
Keyword:
腸管リンパ腫
,
粘膜下腫瘍
,
MALTリンパ腫
,
H. pylori除菌
,
ESD
pp.1457-1460
発行日 2024年9月20日
Published Date 2024/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003236
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
消化管原発リンパ腫は全消化管腫瘍の発生頻度の1~8%と報告されており,上皮性腫瘍に比較すると頻度は圧倒的に低いものの,非上皮性腫瘍を疑う際にはまず鑑別として挙げる疾患である.症状は臓器や病期により異なり,腹痛や下血で発見される例から,健診の内視鏡検査で偶発的に発見される無症状の例までさまざまである.
Copyright © 2024, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.