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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
免疫学的検査
感染症関連検査
ウイルス抗原・抗体検査
エコーウイルス
岩田 敏
1
1国立霞ケ浦病院小児科
pp.564-565
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909941
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- Abstract 文献概要
検査の目的・意義
エコーウイルスはピコルナウイルス科に属すRNAウイルスで,感染の成立と一次増殖の場が消化管にあるエンテロウイルスの一つである.抗原性によって1-9,11-27,29-34型の32種の血清型に分類されている.エコーウイルスが原因となる主な疾患としては,無菌性髄膜炎,夏かぜ症候群,咽頭炎・肺炎などの気道感染症,下痢症,発疹症などがあげられ,他のエンテロウイルスと同様に多彩な臨床症状を呈するのが特徴である(表1).中でも無菌性髄膜炎は,臨床症状が比較的重い点や地域的な大流行が認められる点などから特に重要である.これらの感染症の病因診断を正確に行うことは,治療の面もさることながら,疫学的な面で極めて重要なことである.
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