Japanese
English
特集 医療・福祉施設における感染制御と臨床検査
各論
2.微生物別の種類別にみた施設内感染制御
4) ウイルス アデノウイルス
塩田 洋
1,2
,
田川 義継
3
Hiroshi SHIOTA
1,2
,
Yoshitsugu TAGAWA
3
1徳島大学
2回生病院
3北海道大学病院眼科
キーワード:
アデノウイルス
,
流行性角結膜炎
,
院内感染
Keyword:
アデノウイルス
,
流行性角結膜炎
,
院内感染
pp.1404-1407
発行日 2009年10月30日
Published Date 2009/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102132
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1404ページから1407ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
アデノウイルスは,眼科領域では角膜炎や結膜炎を引き起こす.アデノウイルスには54の血清型があるが,このうち強い病原性を示すのは8型,19型,37型,53型,54型であり,これらの感染によるものを流行性角結膜炎(epidemic keratoconjunctivitis;EKC)と呼んでおり,接触感染から発症する.そのほか3型や4型でも,よく似た感染を起こす.これらアデノウイルスは伝染力が非常に強く,院内感染や施設内感染(本稿ではまとめて院内感染と呼ぶ)を引き起こす病原微生物の一つとして,念頭に置いておかなければならない.アデノウイルス角結膜炎による院内感染が発症すると,その終息には大変な努力が必要であり,場合によっては病棟閉鎖や施設閉鎖にもなりかねない.また,アデノウイルスに対する特効薬はまだ開発されておらず,したがって感染予防対策が最重要課題となってくる.予防対策のためには,アデノウイルス角結膜炎とはどんな病気なのか,その診断法・検査法を理解し,どのような予防対策を講じるべきかを知っておく必要がある.本稿ではそれらを中心に述べていく.

Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

