今月の主題 病原微生物の迅速検査
各論 消化管感染症起因菌の迅速検査
ロタウイルス抗原
岩田 敏
1
Satoshi IWATA
1
1国立病院東京医療センター小児科
キーワード:
ロタウイルス抗原
,
迅速診断法
,
ラテックス凝集法
,
酵素抗体法
,
イムノクロマトグラフィー法
Keyword:
ロタウイルス抗原
,
迅速診断法
,
ラテックス凝集法
,
酵素抗体法
,
イムノクロマトグラフィー法
pp.159-161
発行日 2003年2月15日
Published Date 2003/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100899
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〔SUMMARY〕 ロタウイルス抗原迅速診断キットには,検出方法としてラテックス凝集法(LA法),酵素抗体法(EIA法),イムノクロマトグラフィー法(IC法)があり,LA法では凝集の有無,IC法では発色したラインの有無,EIA法では吸光度の測定によりそれぞれ判定を行う.LA法は感度の点でやや劣っている.これらのキットではA群ロタウイルスのみが検出可能であるが,適切な感染予防対策および治療を行ううえで,臨床的価値がある.〔臨床検査 47:159-161,2003〕
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