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増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント
脳脊髄
各論
脳幹
飴谷 資樹
1
,
松末 英司
1
,
小川 敏英
1
1鳥取大学医学部附属病院放射線科
pp.58-63
発行日 2001年10月30日
Published Date 2001/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908360
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
脳幹は中脳,橋,延髄を総称し,上方は間脳,下方は脊髄と連続し,後方の小脳とは三対の小脳脚で連結されている(図1).従来のCTでは,骨からのアーチファクトのため後頭蓋窩の微細な解剖学的構造を描出することは困難であった.しかし,MRIの登場により後頭蓋窩の解剖学的構造はきわめて詳細に観察できるようになった.本稿ではMRIで観察される脳幹の解剖学的構造を中心に述べるが,実際には脳幹には多数の神経線維と神経核が複雑に入り交じっており,現在臨床で用いられるMRIで明瞭に描出されるのはその一部にすぎない.また,脳幹には第3〜第12脳神経核が存在するが,個々の神経核の占める位置は成書により微妙に違いがあり,通常のMRIではこれらの神経核を描出することは困難であるため,本稿では全体の位置関係を図に示すにとどめる(図2).

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