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増刊号 臨床医のための最新エコー法
エコー法の実践—総合エコー法
三次元乳腺腫瘍自動診断(スクリーニング)
尾本 きよか
1
,
伊東 紘一
1
1自治医科大学臨床検査医学教室
pp.58-62
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907693
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
乳癌は従来,欧米に多いとされていたが,わが国の罹患率はここ10年間で約1.5倍と着実に増加している.早期発見のためにスクリーニング検査としての集団検診は重要であるが,視診触診法による従来の方法だけでは,小さな乳癌を見逃す危険があり,最近では超音波検査などが併用されるようになってきた.しかし,これを対象者全員に施行すると収集する画像データは膨大になり,また判読する医師の負担も大きくなることが予想される.
そこでこの問題を解決すべくコンピュータを用いた支援診断(Computer-aided diagnosis:CAD)の研究が盛んになってきている.CADを用いた自動診断に関して,長澤ら1)の二次元(Bモード)画像を用いた報告があるが,当教室では三次元画像を利用した乳腺腫瘍の抽出と良悪性判別の研究2〜4)を行っている.これは,超音波三次元画像を用いて乳癌を自動的に診断するシステム(automated breast cancer diagnosis system:ABCD system)の構築を目指したものであり,その概要について紹介する(図1).

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