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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
免疫学的検査
感染症関連検査
微生物の抗原・抗体検査
梅毒血清反応
濱松 優
1
1濱松皮膚科
pp.552-555
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906466
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
異常値の出るメカニズムと臨床的意義
梅毒血清反応は,献血,集団検診,妊婦検診などに際し,梅毒のスクリーニングとして,あるいは感染機会があった症例に対して梅毒感染の診断として行われ,梅毒患者における治療の適応および治療効果の判定などに欠かすことのできない検査である.反応は,感染後4〜6週で陽性化するといわれてきたが,最近では1〜3週後に陽性化するものが多くなってきている.
梅毒血清反応は抗原の種類により2種類に大別される.一つは,リン脂質のカルジオライピン・レシチンを抗原として用いるserological test for syphilis(STS)法である.カルジオライピン・レシチンはウシ心臓より抽出されるリン脂質で,梅毒抗体と反応性を示す.ガラス板法,rapid plasma reagin card test(RPR法),梅毒凝集法,緒方法などが,この方法に該当する.STS法はTreponema pallidum(TP)を直接の抗原としていないため,梅毒に感染していなくても,時に陽性反応を示す生物学的偽陽性反応(biological false positive:BFP)が生じることがある.

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