Japanese
English
今月の主題 心不全診療の新たな展開
INTRODUCTION
心不全治療の新たな展開
芹澤 剛
1
1東京大学医学部第2内科
pp.996-998
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902110
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1988年の厚生省死亡統計によれば,日本人の心疾患による死亡率は上昇を続け,人口10万人当たり約120人に達している(図1).一方,アメリカの統計によれば,同年の虚血性心疾患による死亡率は,1965年の人口10万人当たり240人をピークに減少を続け,同じく120人とされている(図2).
この数字を見ると,心不全による死亡率,逆にいえば発病率が日米でほぼ並んだことになるが,これは実際の臨床現場の印象とは異なる.わが国では,例えば末期癌で死亡しても,死亡診断書に心不全または呼吸不全と記載する悪しき風潮があり,この数字は相当割り引いて扱う必要がある.

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