今月の主題 臨床検査とQOL
疾患別QOLと臨床検査
心不全―重症度とquality of life
芹澤 剛
1
Takashi SERIZAWA
1
1埼玉医科大学心臓病センター
キーワード:
心不全最大酸素摂取量
,
嫌気性代謝閾値
,
心拍変動スペクトラム解析
Keyword:
心不全最大酸素摂取量
,
嫌気性代謝閾値
,
心拍変動スペクトラム解析
pp.1383-1387
発行日 1995年12月15日
Published Date 1995/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902764
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心不全によって低下する,あるいは治療によって向上させてやらなければならないquality of lifeとは,まさに運動耐容能そのものである.そのためには,臨床的に運動耐容能を正確に評価し,それに応じたリハビリテーションプログラムを組んで,安全かつ効果的に運動能力の改善が図れるようにする.運動能力の測定には,生理学的方法が応用されているが,神経体液因子の面からの評価が今後の課題となる.〔臨床検査 39:1383-1387, 1955〕
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