Japanese
English
今月の主題 高脂血症と動脈硬化
高脂血症と動脈硬化の基礎
動脈硬化の退縮
金 秀樹
1
,
中井 継彦
1
1福井医科大学・第3内科
pp.398-400
発行日 1989年3月10日
Published Date 1989/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222351
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
動脈硬化病変はある一定以上に進展しないと臨床症状を引き起こさないことから,その治療は明らかな血流障害をきたす前から行われるべきである.とりわけ病理学的に初期の段階,すなわちfatty streak(脂肪斑),gelatinous lesion(ゼラチン様病変)それにmicrothrombi(微小血栓)などでは,強力な治療によりその退縮の可能性が高いとされている.ただし実際臨床上はある程度進展した例に対し治療が開始されるのが普通であり,ヒトでの動脈硬化病変退縮例の報告は稀である.しかし,近年高脂血症や高血圧などの動脈硬化症危険因子に対する治療法の進歩は著しく,それらによる動脈硬化退縮が現実のものとして期待されている.

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