Japanese
English
今月の主題 脳卒中up-to-date
脳卒中におけるcontroversy
リハビリテーションの開始時期—早期離床は是か非か—否定的な立場から
栗山 良紘
1
1国立循環器病センター・脳卒中集中治療科
pp.2577-2578
発行日 1987年11月10日
Published Date 1987/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221412
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- Abstract 文献概要
脳血管障害例の機能予後の面より考えれば,早期離床は望ましく,特に高齢者においてはいたずらに長期臥床を強いる結果,四肢筋力の低下のみならず呼吸器感染,尿路感染症などの合併症を誘発する結果となりかねない.しかし一方では動脈硬化性の内頸動脈や中大脳動脈,椎骨動脈などの脳主幹部動脈閉塞を有する症例では,離床時の血圧低下にともない,局部的な脳乏血,さらには新たな脳梗塞に結び付く危険性もある.早期離床に際して否定的な根拠というよりむしろ注意すべき点として脳血管障害急性期例や脳血管閉塞例における脳循環維持の障害について述べる.
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