Japanese
English
今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ
Controversy
糖尿病合併高血圧患者にCa拮抗薬の第1選択は適切か?
否定的立場から
相馬 正義
1
1日本大学医学部内科学講座内科2部門
pp.123-124
発行日 2004年1月10日
Published Date 2004/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100687
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- Abstract 文献概要
降圧療法の基本は,降圧そのものが臓器障害防止に最も重要であることにより,目標血圧達成に向けて積極的に治療することである.降圧薬の違いによるイベント抑制率の差は大きくないが,それぞれ特徴がある.糖尿病合併高血圧症の治療には,ACE阻害薬またはARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)が第1選択薬として望ましい.
Ca拮抗薬は明らかな合併症のない一般の高血圧患者については,他の薬剤に比べ脳卒中予防に優れていることから,特に脳卒中罹患率の高い本邦においては,第1選択薬として有用である.しかし,糖尿病合併の高血圧患者の治療に最初に用いる薬剤としてはエビデンスが不足している.
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