Japanese
English
今月の主題 腎疾患—早期診断から管理まで
質疑応答
腎機能を保護するための術前術後の注意
落合 武徳
1
Takenori Ochiai
1
1千葉大学医学部・第2外科
pp.472
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218956
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- Abstract 文献概要
手術前の注意
手術前に腎機能検査を行って患者の腎機能を正確に把握し,時にかくれた腎機能障害をあきらかにしておくことは手術を安全に行うためのみならず,腎を保護する観点からも重要である.腎機能障害がある場合は手術術式の選択と限界,補液,抗生物質の選択に注意を払うことによって腎不全の発生を防止できる.術前にcheckすべき項目は一日尿量,尿比重,尿沈渣,尿蛋白,血清クレアチニン値,クレアチニン・クリアランス,PSP,血清電解質,血液ガス,acid base balanceなどである.
術前にあらかじめ脱水状態を補正し,腎血流量を増しておくことは,来るべき手術侵襲に対して腎を保護するうえで重要である.このために1日尿量を1000ml以上に保つように必要なら補液を行う.
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