Japanese
English
今月の主題 肝疾患のトピックス
問題となる肝疾患
微小肝癌
奥田 邦雄
1
1千葉大第1内科
pp.1292-1293
発行日 1978年9月10日
Published Date 1978/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402208022
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- Abstract 文献概要
はじめに
癌は小さいうちに切除するのが最もよい治療法である.あるいは前癌状態の部位が把握できればなおよいが,それは肝癌については現在不可能である.肝癌は比較的最近までは不治の癌で,たまたま小さい肝癌を腹腔鏡検査とか,他の目的で開腹したときに発見して切除できたという報告以外には,微小肝癌を一定の診断方法で発見するということはまず考えられなかった.欧米では今でもその点は変わらないが,本邦では,最近B型肝炎との関連において,α-フェト蛋白(AFP)を頻回に追うことにより,切除可能な肝細胞癌がかなり診断されるようになったことは,世界的にも高く評価されるべき実績であると考えている.
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