Japanese
English
特集 甲状腺腫瘍の診療最前線
《各疾患の治療ストラテジー》
微小癌
Papillary thyroid micro carcinoma
伊藤 康弘
1
,
宮内 昭
1
Yasuhiro Ito
1
,
Akira Miyauchi
1
1隈病院外科
pp.534-539
発行日 2019年6月20日
Published Date 2019/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202118
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POINT
●リンパ節転移,遠隔転移および浸潤性のない微小癌の多くは進行しないか,したとしてもきわめて緩徐である。
●定期的に経過観察し,腫瘍の増大や新たなリンパ節転移が出現してから手術を行っても患者の予後に影響しない。
●したがって上記に対するマネジメントとしては経過観察を第一選択とし,その間に進行してくれば手術を施行するのが妥当である。
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