Japanese
English
診療相談室
血清TGの低いとき
竹内 一郎
1
1慶大・内科
pp.238-239
発行日 1975年2月10日
Published Date 1975/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205796
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、238ページから239ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
質問 鎖空腹時採血,血清トリグリセライドの低い正常範囲はいくらですか.10〜15〜20mg/dlでもよいでしょうか.もしこれで正常でないとすると,どのような病気を考え,どんな検査でわかりますか.(愛媛県 T生 47歳)
血清トリグリセライド(TG)値のみならず,一般に,血清脂質の正常値に関してはしばしば議論されているが,厳密には未だ明白な見解が得られていない.血清脂質値を年齢別にみると,年齢と共に増加し,男女にて多少の差はあるが,40〜50歳台をピークとして老齢化と共に減少する動きを示す.さらに,地域別にみるとその値にかなりの差があり,食事などの環境の影響を容易にうけることが示唆されている・健常者のTG値の度数分布は,高い値に偏った非正規分布を示しているため,通常,対数正規確率紙を用いて正常域を設定しており,その意味では正常域をきめることはできるとしても,高脂血症を粥状硬化症への前段階とみる考え方,さらに,いわゆる健常者にも,かなりの程度に動脈壁への脂質の沈着がみられる事実からすれば,環境によってかなりの動きを示す値から得られた範囲を"正常"とすることの妥当性が,常に問題になるわけである.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

