診断のポイント
血清鉄の高いとき低いとき
松原 高賢
1
1熊大内科
pp.1425-1426
発行日 1968年12月10日
Published Date 1968/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202470
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測定術式
血清鉄の判読にあたっては,あらかじめ測定術式を確かめておく必要がある.通常採用されているのは筆者法,Landers法あるいは市販の血清鉄測定キットと思うが,いずれもほとんど同値を与えるもので,以下述べる高低の判定基準をそのまま適用してよろしい.他の術式を用いた場合の正常値については多数例の精密な報告がないので,この基準を適宜ずらして判定するほかはない.最近オートアナライザーを用いる方法が開発されたが,標準的用手法との比較実験は十分には行なわれていない.
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