Japanese
English
今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z
その他 ウイルス肝炎診療において知っておくべきこと
劇症肝炎の診断と治療
井戸 章雄
1
,
桶谷 真
2
,
坪内 博仁
2
1京都大学医学部附属病院探索医療センター
2鹿児島大学大学院医歯学総合研究科消化器疾患・生活習慣病学
pp.934-937
発行日 2007年5月10日
Published Date 2007/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102744
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ポイント
●劇症肝炎は,発症から8週以内にプロトロンビン時間40%以下,昏睡II度以上の肝性脳症を生じる肝炎である.
●先行する肝疾患のないことが原則であるが,B型肝炎ウイルス無症候性キャリアの急性増悪例は劇症肝炎とする.
●遅発性肝不全(LOHF)は8~24週の間に昏睡II度以上の脳症が出現する肝不全である.
●劇症肝炎の診療では,救命率の高い生体肝移植の実施可能性をまず念頭に置く.
●内科的には,全身状態および合併症を厳重にモニタリングし,血液浄化療法を主体とした治療を行う.

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